第1回 基礎・応用講座

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特定非営利活動法人慣性センサ応用技術研究協会は、基礎・応用講座を開催いたします。本講座は、基礎技術の体系的理解を促進する事、応用との関連を理解すること、さらに最新情報の提供と三本の柱を立てて運営されます。慣性センサの応用がますます拡大しておりますので、多数の方の参加をお待ちしております。

開催日時 12月9日(火) 午前10時開始
場所 機械振興会館 B1-3室

参加費 会員 9,000円、非会員 15,000円
学生 5,000円 (学生は当協会の年会費を含む)

第1回基礎・応用講座申込書(ダウンロード)

スケジュール

10:00-11:55 講座1:ジャイロの基礎(1)
   中村 茂(株オプトクエスト、協会監事)

自動車用次世代安全システム、携帯電話、バーチャルリアリティー、ロボットと様々な分野で小型・高精度のジャイロスコープの需要が高まっている。
本講座では約150年前の「フーコーの振り子」、回転円板による地球自転の検証と「ジャイロスコープ:回転(ジャイロ)・見る(スコープ)」の命名から始まるジャイロスコープの歴史、各種方式の原理について詳述します。
本講座の理解には高校生程度の物理学の基礎知識を必要とします。

13:00-14:55 講座2:慣性センサの自動車への応用
    古川 修(芝浦工業大学)

自動車では、ナビゲーションシステムや運動制御システム、運転支援システムなどで慣性誘導センサーを搭載しており、それぞれ他のセンサー類から得られた情報と慣性誘導センサーの情報を融合して、自動車の自己位置推定や運動状態検知に使用しています。それぞれのシステムのなかで慣性誘導システムがどのような運動情報をどの程度の精度・分解能でセンシングし、その情報をどのように各システムのなかで処理しているかを紹介し、慣性誘導センサの技術の現状と将来の方向性について言及いたします。高校生程度の物理学の基礎知識を必要とします。

15:05-17:00 講座3:感度マトリックスのシステム化(1)
    梅田 章(株ベクトルダイナミックス、協会理事)

『感度をマトリックスで表現する』という考え方が、従来の校正技術と比較してどのようにシステム化されるかについて、詳述します。たとえば、比較校正はマトリックス感度ではどうなるか、横感度は小さいほど良いのか等です。また、マトリックス感度による考え方の特徴等についても、詳述します。したがって本論は、一回では終わらない予定です。本講座の理解に必要な基礎知識は、物理学の基礎(高校程度)、ベクトル演算、線形代数(大学教養課程)です。