第5回(講演+討論)型講演会

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日時:平成29年2月17日(金曜日)午後3時開始,午後2時半開場

場所:東京大学本郷キャンパス 山上会館 地下1階002会議室

主催:特定非営利活動法人慣性センサ応用技術研究協会

後援:日本航空宇宙学会

協賛:日本機械学会

講師:中村 茂(株式会社オプトクエスト顧問,当協会理事)

題目:ジャイロ技術の過去・現在・未来
~海外との比較を通じた、技術的、及び応用上の論点を中心に~

講演要旨:
慣性空間に対する角速度を計測する「ジャイロ」は1744年のSerson(英)による回転円板実験、1758年のEulerによる数学的基礎の確立から始まり、約100年後の1851年フーコー(Foucault)による「振り子」を用いた地球自転の検証、翌1852年の回転円板による地球自転の検証と「ジャイロスコープ:回転(ジャイロ)・見る(スコープ)」の命名を経て、急速な進歩を遂げ、その角速度検出性能は地球自転角速度の百万分の一の角速度をも検出可能になった。
一方、半導体製造技術の進歩とともに急速な拡がりを見せるMEMS技術は、「ジャイロ」の小型化、大量生産による低コスト化に大きく寄与し、特殊なセンサと認識されがちであった「ジャイロ」の一般化を加速している。
本講座では理論の公表から約250年、フーコーの実験から150年以上の歴史を持つ「ジャイロ」について、その技術の歴史、及び現状について紹介するとともに、今後の動向、特に「高精度化」の動向を紹介する。
又、ジャイロは「単体での使用」から「慣性システムとしての使用」へと移りつつあることを踏まえ、その動向についても紹介する。

講師紹介:
講師の中村茂氏は,東京計器株式会社(旧トキメック)においてMEMS,非MEMSのジャイロ開発に長らく携われ,本分野の技術者が減少している日本の現状において,開発の歴史,応用分野,我が国の現状とその問題点,外国の状況を語ることのできる,得難い人物であります.2月17日は,中村さんの話を頭に刻み込む貴重な機会であると思われますので,多方面から多くの方々に是非参加して頂きたいとお願いする次第です.

スケジュール:講演2時間,討論2時間

参加費:
個人会員,3500円,一般,7000円
団体会員,3000円(2名まで),機械学会正員は当協会個人会員と同じ予定

申込期限:平成29年2月15日(水)午後5時

申込方法:

申込用紙に記入して,協会のメールアドレスへのメールに添えて申し込んでください.FAXの場合:042-308-0282.

問い合わせ:080-5036-0056,office@traisa.org

注意:長時間にわたりますので,お弁当とお茶が出ます.お弁当不要の場合には,その旨を申込用紙に必ず記入してください.お弁当を食べなくても,参加費は変わりません.